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​お答え

今日は建物は小さくなればなるほど料金が高くなると言う話をしたいと思います。

料金と言っても全体の金額ではなくて、坪単価の話ですね。

坪単価ってなにって思う人もいらっしゃると思うので簡単に説明させてもらいますね。

まず坪単価っていうのは、一坪あたりの建築の料金のことで一坪っていうのは畳、2畳分の大きさのことです。

当社の小屋の場合ですと6畳なので3坪っていうことになりますね。

まあ、ロフト付きの場合はちょっと違ってきますけどね。


​大体ね日本の家は30坪ぐらいなので、普通の小屋の10倍ぐらいですかね。

これでいうと直感のいい人は大体わかると思うんですけど、わかりやすいように焼き肉のロースの価格で言うと、牛のロースの部分だけ買うのと、牛一頭で買うのとの違いによく似てます。


牛のロースの部分だけ買うと100グラムあたりの料金は高くなりますし、牛を一頭で買うと100グラムあたりの料金は下がります。

この場合は建築業界の坪単価ではなく食料品業界のグラム単価って言うことになります。

とにかくたくさん買うと坪単価やグラム単価は、安くなって
いい部分だけ少なく買うと坪単価やグラム単価は高くなります。

そのほかにも小屋が高くなる理由があるんですけど、わかりやすい様に簡単な図で説明しますね。

まず小さい方を小屋だと思ってください。

そんで大きい方を一般住宅だと思ってください。

まず小屋の方なんですけど、一番経費がかかるのは入り口のドア、窓ガラス、屋根と天井の断熱材、土台と床下の断熱材、外壁と壁の断熱っていうところですね。

次に一般住宅も同じなんですけど、違いはですね、この間仕切りの部分なんですけど、この部分はお金があんまりかかんないんですよね。

例えば、この小屋の6畳は4面とも経費が高くなるんですけど、とこちらの住宅の6畳の部分の半分の間仕切りの部分は経費があんまりか感ないんですよね。

壁の4面中、2面経費が安く済むっていうのは、結構大きいですよ。

しかももし、2階建てだとすると一階部分は屋根と屋根の内側の断熱材もいらないんですよ。

​で、2階の場合は、床下の土台は、いらないし、床下の断熱材もいらないから、小屋と違って経費が少なくて済むんですよね。

最後にもう一度小屋の図を見てもらいたいんですけど、入り口のドア、窓ガラス、屋根と天井の断熱材、土台と床下の断熱材、外壁と壁の断熱材っていう感じで、経費が安く済むところがまっったくないんですよね。

悲しいことにね。

だから小屋って言っても高機密、高断熱で作ると、そんなに値引きできるものじゃないし、そもそもそんなに安くできるものでもないんですよね。

だから一般の住宅会社さんは仕事を受けたがらないんですけどね。

今日の話で少しでも理解が深まっていだだければ嬉しいです。

今日はこの辺で。

​それじゃ、また。









 

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